こんにちは!台湾好きトッピーです。
本記事では、日本に居ながら台湾の企業へインターンシップの応募をしたときの経験を記事にしたいと思います。
実際に送った履歴書や面接内容なども公開するので、台湾就活に興味のある方は参考になるかもしれません。
私は2021年1月、日本に居ながら台湾の企業へインターンの応募をしてみることにしました。
当時は普通に会社員として働いていたし、コロナで渡航も難しかったので、全てオンラインで面接などを行いました。
台湾の会社へインターンの応募をした理由は、台湾へ移住したかったからです。
彼女が台湾人なので、台湾へ移住して働くことは決めていたのですが、
いきなり正規雇用で働くのはハードルが高そうだと感じたので、まずはインターンで台湾での仕事というのを軽く経験したいと思ったのです。
さらに、インターンであれば語学学校へ行ったり、台湾観光をしたりという時間も取れると思いました。
日本の大手企業で働いていて貯蓄はあったので、最初は給料が少なくても問題がなく、インターンがちょうどよかったのです。
私は、以下のサイトを使ってインターンシップを募集している会社を探しました。
本サイトに飛ぶと、以下のように台湾での求人がずらっとでてきます。
地域や職種で条件検索することもできます。↓
このサイトで気になる求人をピックアップして、実際に1つ応募してみました。
私が応募したインターンシップの内容は、英語学習アプリのコンテンツ作成やマーケティングでした。
勤務地が台北だったのと、英語学習やマーケティング、アプリ開発に興味があったのでこの会社に決めました。
求人ページへ飛んで下の方へスクロールすると、「投稿者に問い合わせる」というボタンがあったので、ここから問い合わせをしました。
応募方法は求人により異なるので、求人ページをしっかりと見て応募しましょう。「投稿者に問い合わせる」ボタンが無い求人もあります。
メールアドレスと問い合わせ内容を送信するフォームがでます。
問い合わせ内容はこんな感じで書きました。↓
会社名 採用担当者様
この度、インターン募集ページを拝見して連絡させていただきました。
――と申します。
下記の理由から、貴社でインターンシップを経験したいと考えております。
・英語・中国語を向上させたい
・マーケティング、アプリ作成に興味がある
・海外(台湾)で働きたい
■インターンシップ希望開始時期
2021年7月〜(半年前後)
■希望する勤務形態
週4日、1日5時間程度
お忙しいところ大変恐縮ですが、下記私の経歴をご覧いただき、一度ご返信をいただけましたら幸いです。
宜しくお願いいたします。
<私の経歴>
名前:――
年齢:――
出身地:――
経歴:
20–年-月 〇〇大学 入学
20–年-月 〇〇大学 卒業
20–年-月 〇〇大学院 入学
20–年-月 〇〇大学院 修了
20–年-月 〇〇株式会社 入社
(現在、〇〇事業部にて〇〇に従事)
資格、スキル:
・TOEIC925点(2019.11)
・実用技能英語検定準1級(2019.11)
・中国語検定3級(2019.4)
・HSK5級(2020.11)
・word, excel, powerpoint
・wordpress, SEO, アフィリエイトなどの基礎知識
・HTML/CSS/Javascript
といった感じで送信して、返事を待ちました。
すると次の日には、返信がありました。
人事の方のメールアドレスを教えていただき、そちらに中国語の履歴書を送ってほしいという内容でした。
ということで、中国語の履歴書の準備を始めました。
台湾には、決まった履歴書のフォーマットはないようです。
日本の場合、こんな感じの履歴書を使うのが一般的ですよね。↓
しかし台湾にはそういったものが無いようなので、自作しました。
送った履歴書は以下の通りです。台湾人にチェックしてもらったので中国語の間違いはないはずです。
個人情報、学歴、経歴(職歴)、資格、スキル、自己PR、要望を記載しています。
繁体字は当時全然勉強していなかったので、全て簡体字のままで送りました。
各項目の詳細は以下の通りです。
■基本资料:基本情報
姓名:姓名
出身日期:生年月日(例:1990/01/01)
联络电话:電話番号(例:(+81)-90-****-****)
电子邮件:メールアドレス
通讯地址:現住所
就业状态:就業状態(就業中の場合は在职中、求職中の場合は待职中と記載)
■学历:学歴
学历:最終学歴(博士は博士、修士は硕士、大学は大学、高校は高中)
学校名称:卒業学校名(例:国立九州大学研究所)
科系名称:学部、研究科(例:工程学科)
科系类别:学科(例:机械工程)
就学状态:就学状態(卒業は毕业、就学中は就学中、中退は肄业)
学校地区:学校がある場所(例:日本福冈县)
■经历:職歴
公司名称:会社名
职务名称:職業名(例:机械工程师)
任职期间:就業期間(例:2019/4~现在)
工作内容:仕事内容(例:工业用机器人的开发、设计)
■证照资格:資格
保有している資格を取得年月と共に記載します。
■其他技能:その他のスキル
資格保有欄に記載したもの以外にアピールできるスキルがあれば記載します。
■自传:自己PR
自分のバックグラウンド、アピールポイント、働きたい理由などをまとめて書きます。
■希望:要望
インターン開始時期、勤務形態などの希望を記載します。
私が使用した履歴書のフォーマットをこちらから取得可能です。気になる方はダウンロードしてみてください。
履歴書を送ると、数日後に面接の連絡が来ました。
面接はビデオ通話で、台湾人の人事の方と1対1の英語面接でした。
中国語での面接を覚悟して色々と準備をしていたのですが、英語で安心しました。
面接内容は大体以下のような内容でした。
- 志望動機
- 中国語がどのぐらいできるか
- なぜ台湾なのか
- 現在の仕事内容、それは辞めるのか
- 台湾にいつ来るのか
- このインターンで何をしたいか、学びたいか
といったような感じで、時間は約20分と、あっさり終わりました。
一次面接が終わって数日後に、最終面接の案内が来ました。
最終面接は、日本人2人台湾人1人との日本語での面接でした。
実際に採用されたら一緒に働く人たちとの面接でした。
面接内容は大体以下のような内容でした。
- 志望動機
- なぜこの分野なのか
- ブログ運営で気をつけていること
- SEO対策は具体的にどういうことをやっているか
- SNSを使っているか
- HTML/CSSはどの程度できるか
- 語学学習のモチベーションはどう維持しているか
- ワーホリビザを取得できるか
といった感じでした。
日本語だったので何の問題もなく、無事終わりました。
最終面接が終わって約1週間後、人事から中国語で結果のメールが届きました。
結果は、一応合格です。
「一応」というのは、すごく曖昧な内容のメールだったからです。
メールの内容はこんな感じでした。
面接の評価はよかったです。ただ、現在会社の運営方針を調整中です。
7月からこちらで働くことを希望していますが、会社の状況によってその時に一緒に働くかどうかを決めたいと思います。
今後も引き続き連絡を取り続けましょう。
かなり曖昧な返事!っとびっくりしました。
これはやんわりと断られているのかな、と思いつつも、会社には「一緒に7月から働けることを期待しています」と返信しておきました。
実際、連絡を取り続けて7月から働けるといいなと思っていたのですが、コロナで台湾が完全に国境を閉じてしまったので、7月までに渡航できなかったのです。
そして、渡航できないまま半年近く経ってしまい連絡を取らなくなり、自然とこの話は流れていき、この会社でインターンをすることは諦めました。
今回は日本人が多数いる会社だったので比較的スムーズに進みましたが、そうでない会社であればもっと難しかったでしょう。
とはいえ今回の経験で、オンラインではありますが、海外で職探しをするという経験を少しすることができました。
私は将来台湾に移住して仕事をするつもりなので、そのための簡単な準備運動になったかなと思います。
反省点としては、中国語力が不十分であったということです。
面接では中国語を使わなかったですが、メールのやり取りや履歴書は中国語で、結構大変でした。
まだまだ中国語力が不十分だと感じたので、今後もっと力をつけていく必要があると感じました。
今後また、台湾での職探しネタが集まれば記事にしていきます。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。