こんにちは!台北在住トッピーです。
コロナも徐々に落ち着いてきて、台湾への旅行を検討する人も増えてきました。
久しぶりの海外旅行で、楽しみな気持ちでいっぱいでしょう。
しかし海外旅行を最大限楽しむためには、その国で注意すべきことを事前に知っておくことが重要です。
「知らずに体調を壊した、周りから白い目で見られた、罰金を食らった、、」等とならないように、渡航前に注意点を押さえておきましょう。
本記事では台湾在住10ヶ月の私が、台湾旅行で気をつけるべきことを紹介します。
目次 Close
- 公共交通機関では飲食禁止の場合がある
- タクシー、バスを使う時は車酔いに注意
- 車の運転が荒いので歩行者も要注意
- クレカ払いできない場所も結構あるので現金も必要
- ローカル飯は基本脂っこい
- 水道水は飲めない
- 天気はコロコロ変わる
- 夏でも室内は寒いので、上着は携帯した方が良い
- トイレは紙を流せない場合もある
- 持ち込み禁止物は事前にチェック
1つずつ、解説していきます。
台湾旅行で最も活用する機会が多い交通機関はMRT(地下鉄)だと思いますが、MRTは全面飲食禁止です。
電車の中だけでなく、改札内であれば駅構内でも飲食禁止です。
完全飲食禁止のため、ガムを噛んだり、水を飲んだりするのもアウトです。ルールを破ると1500-7500台湾ドル(約6600円-33000円)の罰金が課せられるため、気をつけましょう。
そしてバスは基本OKですが、たまに飲食禁止のバスも見かけます。公共交通機関を利用する場合、飲食OKかNGかはしっかりと確認するようにしましょう。
こんな標識があればNGです。↓
台湾の運転は相当荒いため、揺れます。多分日本の数倍荒いです。
酔いやすい人は要注意です。
私も車に酔いやすい方であるため、台湾でバスやタクシーを利用すると、短距離であっても高確率で酔います。
酔いやすい方で、バスでの長距離移動を考えている方は、酔い止めを持参することをおすすめします。
短距離であれば耐えられるかもしれませんが、台湾での長距離バス移動は相当きついです。。
上述しましたが、台湾は基本車の運転が荒いです。日本のように歩行者優先の精神で歩いていると、かなり危険です。
信号が変わる直前に突っ込んでくる車、歩行者スレスレで通っていくバイク、信号無視など、このようなドライバーを頻繁に見かけます。
こんな運転をしている人が多い台湾なので、交通事故発生数もかなり多いです。
外務省海外安全情報に以下のような情報が紹介されています。
警察当局の統計(2020年)によると、年間の交通事故発生件数は36万2,393件となっております。台湾の人口は日本の人口の約5分の1であるにもかかわらず、2020年の交通事故発生件数は日本での発生件数(30万9,178件)を上回っており、交通事故に遭うリスクが日本より高いと言えることから、外出する際には十分な注意が必要です。
犯罪発生状況、防犯対策 – 外務省海外安全情報
私自身、台湾に来てから何度も交通事故の現場を目撃しています。
交通事故の現場を目撃する頻度は日本にいた時よりも明らかに増えており、それだけ台湾の交通事故リスクが高いことを実感しています。
「信号が青になっても油断しない」、「車は譲ってくれないもの」、という精神を持って街を歩くようにしましょう。
キャッシュレス化が徐々に進んでいるとはいえ、現金しか使えない場所もまだ結構あります。
街のコンビニやデパート、観光地であれば基本的にカードが使えますが、郊外や個人で営業しているお店では使えない場所も多々あります。また、台湾観光の定番スポットである夜市でも、カード払いは基本できません。
そのため観光を始める前に現金で台湾ドルを用意しておきましょう。(現地でも両替可能です。)
台湾には美味しい物が沢山あります。滷肉飯や牛肉麵、雞排など、どれも美味しいですが、台湾料理は日本食に比べるとかなり脂っこいです。
台湾料理はローカルの食堂や夜市などで安く気軽に食べられますが、食べすぎると体の不調を起こす可能性があります。
普段ヘルシーな食事に慣れている日本人ですから、食べ過ぎて胃もたれ、腹痛、肌荒れ等起こさないように気をつけましょう。
念の為、胃薬を持って行くとよいかもしれません。
水道水は飲み水に適していません。お腹を壊してしまう可能性があります。
飲み水はコンビニやスーパーでミネラルウォーターを購入するようにしましょう。
また、MRT駅やスーパーなど、至る所に無料のウォーターサーバーが設置してあります。水筒やペットボトルに入れて水分補給するのもありです。
台湾(台北)の天気は本当にコロコロ変わります。
朝は快晴と思っても、急にスコールみたいな雨が降ってくることもあります。
私自身、外の様子を見て晴れているからと出掛けた結果、突然雨が降ってきて大変なことになった経験が何度もあります。
そのため外出の際は必ず折りたたみ傘(雨具)を携帯しましょう。
台湾の夏は暑く、最高気温40度に達する日もよくあります。真夏に外に出ようものなら、一瞬で汗だくになります。
それならなぜ上着?と思うかもしれませんが、台湾の各施設は、クーラーがガンガンに効いており、寒いです。
どの場所もクーラー強すぎでは?と思うレベルです。食事や休憩で室内に長時間いる場合もあると思うので、夏でも上着は携帯しておくことをおすすめします。
室内外の温度差すごいので、風邪をひかないように気をつけましょう。
2023年現在でも、トイレにトイレットペーパーを流せない場所も多数あります。
紙を流せないトイレの場合、英語と中国語(日本語もあるかも)で張り紙が貼ってあるはずです。
トイレを利用する時は張り紙を確認して、紙を流せるかどうか確認しましょう。ホテル等でわからない場合は、スタッフに確認しましょう。
紙を流せないトイレの場合、ゴミ箱が置いてあるはずなので、そこに捨てます。
誤って紙を流してしまい詰まったりすると大変なので、気をつけましょう。
当然ですが、持ち込み禁止品は持ち込まないようにしましょう。
知らずに持ち込んでしまって罰金となる場合もあるため、渡航前にしっかりと確認しましょう。
↓こちらに持ち込み禁止品が載っています。
特に気をつけるべきは、電子たばこ(加熱式たばこ)、果物あたりでしょうか。
喫煙者はうっかり電子たばこ(加熱式たばこ)を持ち込まないように気をつけましょう。
また、友達のために日本で買った果物等を持って行くのもアウトです。
本記事では、台湾旅行で注意すべきことを紹介しました。
台湾は文化的に日本と近しい国と言われていますが、それでも違いや注意すべきことは沢山あります。
台湾旅行を最大限楽しむためにも、ルールや文化、注意点をしっかりと理解しておきましょう。
ルールさえ守っていれば、台湾旅行は楽しさ満載です。台北101、九分、夜市、小籠包、タピオカ、、、想像するだけでワクワクしてきますよね?
コロナが明けてきて、徐々に海外旅行が再開されるようになっています。
私自身、台湾で日本人観光客を見かける機会が増えてきて、観光地の活気も徐々に戻ってきています。
皆さんもぜひ台湾旅行を楽しんでください!