台湾の有休制度は日本と違う!?現地で働く私が詳細解説します!

こんにちは!トッピーです。

台北で、現地採用として働いています。

働くうえで大切な有休制度。本記事では台湾の有休事情について解説します。

先に言っておきますが、台湾の有休制度は日本と少し異なります。

今後台湾で働く予定の方、また既に台湾で働いている方にとって、参考になる記事だと思います。


台湾の有休制度は!?


台湾の有休制度に関して、日本と違うなと感じる点は大きく以下2点です。

  • 有休付与日数
  • 使いきれなかった有休の扱い

有休付与日数

台湾の有休付与日数は以下の通り、労働規則で定められています。

労働者は勤続年数に応じて、有給休暇付与日数が変わります。

勤続年数休暇日数
6ヶ月以上1年未満3日
1年以上2年未満7日
2年以上3年未満10日
3年以上5年未満毎年14日
5年以上10年未満毎年15日
10年以上16〜30日
※10年以上の勤続者には1年ごとに1日追加され、最高で30日となる

日本と比べると、(特に働き始めの頃は)少ないと感じるかもしれません。

ちなみに日本の労働基準法で定められている有休付与日数は以下の通りです。

勤続日数休暇日数
半年10日
1年半11日
2年半12日
3年半14日
4年半16日
5年半18日
6年半20日

使いきれなかった有休の扱い

台湾の場合、使いきれなかった有休は次期へ持ち越しではなく、会社が買い取りとなります。

ここが個人的に、日本と大きく異なる点だと思います。

私が以前日本で働いていた会社では、使いきれなかった有休は次期へ持ち越され貯めることができました。しかし貯めておける有休日数にも上限があり、上限に達した場合それ以上の日数は消滅していっていました。

台湾の場合、使いきれずに消えるという心配がないのが非常に良いです。

私が現在働いている台湾の会社では、給与に合算されるカタチで、使いきれなかった有休分のお金が次期初月に振り込まれます。


有休以外の休暇制度は?


有休以外にも色々な休暇制度があり、目的・理由に合わせて利用することができます。

私の場合、1年間で以下のような休暇を利用できます(一部抜粋)。

休暇時間・日数
私用112時間
生理休暇24時間
病欠240時間
防疫休暇無制限
結婚休暇8日
慶弔休暇8日
天災休暇無制限
産休56日
出産健診休暇56時間
出産・健診付き添い休暇56時間
育休無制限

これら休暇は有給、半給、無給のもの様々です。

例えば病欠休暇は、半給になります。

休暇制度を利用するときは、その辺りも担当の方へしっかりと確認するようにしましょう。


さいごに

本記事では、台湾特有の有給制度について解説しました。

日本とは付与される日数、また使いきれなかった有休の扱いが異なります。

個人的には、使いきれなかった有給を買い取ってくれるのが非常にありがたいです。

そうはいっても、有休はどんどん使って、ゆっくり休んだり自分のやりたいことをしたりしたいので、極力有休は使う派です。笑

台湾で働きたい、既に働き始めているという方は台湾の有休制度をチェックしておきましょう。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございした。

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