こんにちは!台北在住トッピーです。
台湾在住2年目です。
「台湾は日本語が通じるから、中国語や英語ができなくても問題ない」と言われることもありますが、本当でしょうか?
事実台湾では、日本語が通じる場面は多いです。ただ生活する上でも日本語だけで問題ないのでしょうか?
本記事では台湾で1年間生活してみた私が、「日本語だけで問題なく生活できるか?」という点で私の所感を紹介していきます。
結論、難しいです。
英語も中国語も全くできない、通訳してくれる友人もいない、となると台湾生活はかなり大変でしょう。
買い物や飲食店での食事程度であれば日本語だけでも問題ないですが、「生活する」となると、中国語でのコミュニケーションが必要な場面が沢山あります。
例えば、家探し、大家さんとのやりとり、バイト、通院、仕事探しなど、日本語だけでは厳しい場面が沢山あります。
私が台湾に来て特に苦労したのは、家探しと仕事探しです。
1つずつ、サクッと紹介しますね。
家探しは大家さんと中国語でコミュニケーションを取る機会が多いです。
内見の予約をするとき、家の説明を聞くとき、交渉するとき、契約をするとき等、中国語でのコミュニケーションが必要な場面が多いです。
中国語を上手く話せないと、家のルールや契約内容がよく分からない状態となってしまうかもしれません。
家賃や管理費、契約期間などの交渉も上手くできず、大家さんの言われるがままになってしまうリスクもあります。
そうすると条件の良い家が見つからず、生活水準が下がる可能性があります。
1日の多くの時間を過ごす大切な住まいです。ここで上手くコミュニケーションが取れず良い家が見つからないと、台湾生活は辛くなるかもしれません。
仕事探しも当然、中国語が必要になる機会は多いです。
日本語だけでも仕事探しは可能ではありますが、幅はかなり狭まります。
日本語教師や日本人向け営業職といった、日本語能力が価値になる仕事もあるので、そういった仕事であれば、中国語不問である場合もあります。
ただ日本語に関係のない仕事や、台湾企業で働きたい場合などは、中国語 or 英語能力は必須です。
中国語で履歴書を書き、面接も中国語で突破する必要があります。
ビジネスレベルで通用する中国語 or 英語スキルがないと、仕事探しは難航するでしょう。
一番良いのは、中国語を話せる人に助けてもらうことです。
台湾へ渡行してすぐの頃は特に、分からないことが沢山あるはずです。
分からないことを気軽に聞ける、中国語でのコミュニケーションを助けてくれる人がいればかなり心強いです。
頼れる友人がいればベストですが、移住サポートサービスや留学エージェント等を活用するのも1つの手段です。
それも難しい!となれば、翻訳機を駆使してコミュニケーションを取るしかないです。
ただ翻訳機を介す場合、思った通りに自分の意志が伝わらない、相手の言っていることが分からないというリスクは当然あります。
情報収集という点で言えば、TwitterやLineのコミュニティを活用するのもよいでしょう。実際に台湾で生活している人からリアルな情報を得ることができるので、SNSも積極的に活用しましょう。
当然ですが、中国語を話せるに越したことはないです。
外国語はすぐには身につかないため、台湾移住したいと考えている方は少しずつ学習を進めておきましょう。
基礎会話レベルでもできるようになっておくと、できることの幅が広がります。台湾暮らしも格段に楽しくなるでしょう。
中国語の学習方法はこちらの記事で紹介しています。ぜひ参考にしてください。
【中国語勉強法】独学で0からHSK5級取得した私の勉強法を詳細解説します旅行は日本語だけで問題ないです。
観光地では、日本語を話せる人が沢山います。
台北101、九分、夜市など、台湾の観光スポットへ行ってみると、驚くほど日本語が通じます。
また観光客が多い都心部では、日本語の看板も多く、さらに飲食店でも日本語表記のメニューが用意されていることが多いです。
注文も指差しだけで、基本的には問題ないです。
またそういった場所では、店員さんも日本人観光客に慣れているので、特に心配する必要はないです。
本記事では台湾で1年間生活してみた私が、「日本語だけで問題なく生活できるか?」という点で私の所感を紹介しました。
結論、生活する上では、かなり厳しいかなと思います。
日本語が通じる場面は確かに多いのですが、家探しや仕事など、日本語だけではどうしても難しい場面も多々あります。
気軽に頼れる中国語を話せる友人がいれば大丈夫ですが、そうでない場合は、早めに中国語の学習を始めて台湾移住に備えておきましょう。
皆さんの台湾移住、生活が上手くいくことを祈っています。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。