第二外国語で中国語を選ぼうか迷っています。
中国語って将来役に立つ?
本記事では、こんな疑問を解決します。
中国語、韓国語、スペイン語、ドイツ語、、、たくさんある外国語の中から何を選べばよいか迷っている方は多いのではないでしょうか。
本記事ではそんな疑問を持っている方向けに、中国語をおすすめする理由を紹介します。
中国語を学ぶことで得られるメリットは沢山あり、自分の世界が大きく広がります。
明確に学びたい言語が決まっていない方には、中国語がよいと思います。
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第二外国語の選択で中国語をおすすめする理由は、以下3つになります。
- 交流の輪が大きく広がる
- 中国は世界一の経済大国になる
- 日本人に比較的易しい
1つずつ、解説します。
中国語を学ぶことで、コミュニケーションを取れる人の数が膨大なります。
「Vista wide World Languages & Cultures」によると、現在世界には6900の言語が存在しています。この中でも中国語話者の数は圧倒的です。
順位 | 言語 | 総人口 | 母国語 | 第二言語 |
---|---|---|---|---|
1 | 中国語 | 10.51億人 | 8.73億人 | 1.78億人 |
2 | 英語 | 5.1億人 | 3.4億人 | 1.7億人 |
3 | ヒンディー語 | 4.9億人 | 3.7億人 | 1.2億人 |
4 | スペイン語 | 4.2億人 | 3.5億人 | 0.7億人 |
5 | ロシア語 | 2.55億人 | 1.45億人 | 1.1億人 |
6 | アラビア語 | 2.3億人 | 2.06億人 | 0.24億人 |
7 | ドイツ語 | 2.29億人 | 1.01億人 | 1.28億人 |
8 | ポルトガル語 | 2.13億人 | 2.03億人 | 0.1億人 |
9 | ベンガル語 | 2.15億人 | 1.96億人 | 0.19億人 |
10 | フランス語 | 1.3億人 | 0.67億人 | 0.63億人 |
この結果を見ると、中国語ができると、10億人以上の人たちとコミュニケーションが取れるということになります。
日本語だけしかできない人とは、交流の広がりが大きく違います、
また、日本に居ると中国や台湾から来た旅行者や留学生をたくさん見かけますよね。
順位 | 国 | 人数 | 全留学生に占める割合 |
---|---|---|---|
1 | 中国 | 114950人 | 38.4% |
2 | ベトナム | 72354人 | 24.2% |
3 | ネパール | 24331人 | 8.1% |
4 | 韓国 | 17012人 | 5.7% |
5 | 台湾 | 9524人 | 3.2% |
ご覧のように、中国語ができると日本国内でも多くの人と国際交流ができます。
国際交流の経験は自分を大きく成長させてくれるため、外国語を学習し、多くの人と交流することをおすすめします。
国際交流のメリット5選!自分を大きく成長させよう!バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイなどの、世界経済に大きな影響を与えるほどの大企業を筆頭に、中国は目覚ましい勢いで成長しています。
そして、子供の教育や企業の研究開発へ多額のお金を投じており、優秀な人材の輩出、テクノロジーの発展も間違いないでしょう。
将来、中国は世界一の経済大国になります。
最先端の研究開発に携わること、大きなビジネスチャンスを掴むこと、これらを実現するうえで中国語能力は間違いなく役に立ちます。
現在、中国の経済規模はアメリカに次いで2位です。
さらに着目すべきは、その成長率です。
グラフを見ると、中国のGDPが2000年あたりから急激に成長しているのがわかります。
中国市場は今後さらに成長していき、将来はアメリカを超すと言われています。
今後、中国の会社と取引をする日本企業はどんどん増えていきます。
日本人で英語を話せる人は結構いますが、中国語を話せる人はかなり希少です。そのため、中国語を話せることは大きな武器になり、かなり重宝されます。
今のうちから中国語学習を始め、他者と差別化できるスキルを身につけましょう。
中国語は、単語・文法に関しては比較的簡単です。 それぞれ簡単に解説します。
日本人なら、漢字から単語の意味を推測することができます。
いくつかの中国語単語を例に見てみましょう。
- 小说 → 小説
- 空调 → エアコン
- 狮子 → ライオン
- 便利店 → コンビニ
ご覧のように、漢字からなんとなく意味を推測できますよね。
中国語を勉強していると、漢字が分かることがとてもありがたく思えます。
中国語文法は、英語に比べるとシンプルです。基礎的な部分を例に紹介します。
✔️ 英文法の場合
- 主語や自制の変化で動詞が変化
- 冠詞(「a」,「the」)が存在する
- 疑問形だと語順が変化する
✔️ 中国語文法の場合
- 冠詞が存在しない
- 主語や自制が変化しても動詞の変化は無く、過去を表す「了」を動詞の後ろに付ければよい
- 疑問形で語順の変化は無く、文章の最後に「吗?」(日本語で言う「か?」)を付ければよい
英語文法と比較すると中国語文法は比較的簡単に感じるでしょう。
正直、デメリットはほぼ無いです。
ちょっとしたデメリットと、少し苦労することを紹介します。
- 発音がかなり難しい
- 欧州言語に比べるとカッコよさが劣る?
1つずつ、簡単に解説します。
中国語学習において、単語・文法は比較的簡単ですが、発音はかなり難しいです。
母音39個、子音21個、そしてそれぞれに4種類のイントネーション(声調)があります。
それぞれの音に対し、適切な口の形や動かし方や舌の位置が決まっており、それらを正確に把握する必要があります。
少しでもアクセントやイントネーションが違うと相手に通じません。
中国語学習において発音は、最重要であり最難関です。
個人的には、どの言語もすごくカッコいいと思いますが、
株式会社アイシェアが、「話せたらカッコイイと思う外国語は何か」というアンケートを実施したところ、以下のような結果になっています。
順位 | 言語 | シェア |
---|---|---|
1 | 英語 | 64.8% |
2 | フランス語 | 13.0% |
3 | イタリア語 | 5.1% |
3 | ドイツ語 | 5.1% |
5 | スペイン語 | 2.0% |
6 | ラテン語 | 2.0% |
7 | アラビア語 | 1.4% |
7 | 中国語 | 1.4% |
9 | 韓国語 | 1.0% |
9 | タイ語 | 1.0% |
上位にフランス語、イタリア語、ドイツ語などの欧州言語が並ぶ中、中国語は7位の1.4%(n=293)という結果となっています。
アメリカやヨーロッパの国々に憧れを持っている人が多いため、そのような言語を話せる人に対し、カッコいいと感じる人が多いのでしょう。
本記事では、第二外国語は中国語の学習をおすすめする理由を紹介しました。
特に学びたい言語が定まっていない方は、中国語を勉強してみることをおすすめします。
中国語を話せるようになれば、大きく成長できること間違いなしです。
ぜひ、中国語の勉強を始めてみてください!
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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