台湾の給料は低い!?現地採用の私が台湾の給与事情を解説!

こんにちは!トッピーです。

台北で、現地採用として働いています。

本記事では台湾の給与事情について解説します。

台湾現地人の給与事情、また日本人が台湾で働く場合の給与事情についても解説します。台湾で仕事をすることに興味のある方にとって、参考になる記事だと思います。

本記事は以下の記事を基に作成しています。


台湾の給料は低い!?現地人の給与事情を解説!


2021年会社員の年収(工業及びサービス業に従事している人)は、中央値50.6万元(227万円)、平均年収67万元(301.5万円)となっています。(1台湾ドル=4.5円で計算)

こちらの記事によると、日本全体の年収中央値は366万円、平均は443万円となっています。これらデータを見ると、台湾の給与は低いと言わざるを得ないですね。

2012-2021年の年収推移(台湾)は以下のようになっています。

上記グラフを見て分かる通り、中央値・平均値共に右肩上がりで上昇しています。

半導体産業分野での大成功、デジタル先進国と言われるIT技術等を考えると、経済の伸びは今後も期待できるのではないでしょうか。


年齢ごとの年収中央値

2021年、年齢ごとの年収中央値は以下のようになっています。


業種ごとの年収中央値

2021年、業種ごとの年収中央値は以下のようになっています。


地域ごとの月収平均値

こちらの情報を基にまとめました。2022-2023年5月頃までの集計結果になります。

首都の台北がトップではないのは意外ですね。


新卒の給料

こちらの記事によると、2022年新卒の平均月給はわずか31,000元(139500円)となっています。(1円=4.5台湾ドルで計算)

台湾の物価は徐々に上がっていて、特に台北に関しては日本の都心部とほとんど変わりません。31000元だけで台北1人暮らしは、正直かなりしんどいと感じます。


台湾の給料は低い!?日本人が台湾で働く場合の給与事情を解説!


外国人が台湾で働く場合就労ビザが必要ですが、そのためには企業側が従業員へ47971台湾ドル(215869円)以上の給与支給が義務付けられています。

ただ配偶者ビザや永住権をお持ちの方は就労ビザが不要であるため、この給与規定は適応されません。

台湾で働くにはその他様々な条件がありますが、この給与規定は大きなハードルの1つになります。就労ビザを発行し、現地人よりも高い給与を支払う必要があるため、それだけ日本人の採用はハードルが上がります。

台湾就職に興味のある方は、まず以下の記事を読んでみてください。

【台湾就職】台湾現地採用の仕事探しは何からすればいい?

さいごに


本記事では、台湾の給与事情について解説しました。

記事で紹介した通り、台湾の給料は低いです。物価もその分低ければよいのですが、台湾の物価はそこまで安くないです。特に台北は、日本の都心部とそこまで変わりません。

日本と台湾の物価-給与バランスを考えると、台湾生活の方が厳しいのではないかと思います。

ただ日本人が台湾で働く場合は47971台湾ドル以上の月給が保証されているので、その額があれば比較的ゆとりをもった生活もできるでしょう。

台湾で生活したい!と考える人にとって、給与事情は大切な要素のはずです。本記事で紹介した給与事情を参考に、台湾で働くことを真剣に考えてみてください。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

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