台湾就活の面接はどんな感じ?中国語は必要?実体験を基に解説します!

こんにちは!トッピーです。

台湾で就活をして現地採用の仕事をゲットしました。

1ヶ月程度就活を経験しましたが、特に面接に関して、日本と結構違いがあるなーと感じました。

本記事では、台湾就活での面接について、実体験を基に解説します。

また、中国語が必要か?内定を得るために大切なことについても解説していきます。

台湾での就活に興味のある方はぜひ参考にしてください。

そもそも台湾就活って何からすればいいの?という方はこちらの記事を参照↓


台湾就活の面接ってどんな感じ?私が実際に感じた特徴を解説

私が感じた台湾就活での面接の特徴は、以下5点です。

  • 面接で希望給与について聞かれる
  • 自分の上司になる人が面接官
  • やる気や熱意より経験とスキル
  • スピーディに選考が進む
  • 面接で事業や仕事内容の説明をしてくれる

1つずつ、解説していきます。


面接で希望給与について聞かれる

台湾では面接の段階で希望給与を聞かれることが多いです。

給与はとても大切な部分なので、しっかりと自分の希望額を伝えるのがよいでしょう。

「低めに言っといた方がいいのかな?」と思うかもしれませんが、入社してからでは給与交渉できるタイミングがなかなか無いようなので、面接時に遠慮せずに伝えるのがよいです。

私も最初に面接で聞かれたときはびっくりして希望より少し低めに言ってしまい、後で後悔しました。

勿論、自分のスキルや経験も込みで考慮する必要がありますが、自分を過小評価したり遠慮をしたりする必要はないです。


自分の上司になる人が面接官

日本の場合、人事の方が面接官となることが多いですが、台湾の場合、その職場で上司になる人が面接官となる場合が多いです。

職場に合っているか、スキルは満たしているか、希望の仕事かどうかというのは、実際に上司になる人が判断した方が確実です。

また、将来的に近くで仕事をする人なので、面接の段階でお互いの性格や雰囲気をなんとなく理解しておくのも目的の1つなのでしょう。


やる気や熱意より経験とスキル

私が台湾就活をしたときは、自己PRや強みといった日本の面接でよく聞かれるような質問はほとんどなかったです。志望動機すら聞かれない会社も沢山ありました。

それよりも、自分のこれまでの経験、スキルに関する深掘りが主でした

さらに私の場合エンジニア職希望だったので、それに関連した専門的な質問への回答も求められました。

例えば、面接官が指定したWebアプリをどう設計するか?指定の結果を得るためのSQLやGitのコマンドは?といった質問です。コーディングテストを行う企業も沢山ありました。

業務に直結した質問が多く、スキルや経験が会社で活かせるか、会社にとってプラスになるかを重要視しているのでしょう。


スピーディに選考が進む

面接回数が1、2回で終わる企業が多く、台湾の就活は選考がかなりスピーディに進むなと感じました。

1番早い会社では、1回面接を行い3営業日後に内定の連絡が来ました。日本の就活プロセスと比べるとかなりスピーディだと思います。

3次面接まである台湾企業も、1週間以内に3回の面接を全て終わらせることができるという連絡を貰っていました。実際は2次面接で落ちたので最終まで進めませんでしたが、かなりスピーディです。

1つ1つの企業の選考プロセスに時間が掛からないので、効率良く職探しができるなと感じました。


面接で事業や仕事内容の説明をしてくれる

日本の就活の場合、面接前に企業のことや仕事内容のことを入念に調べて行くというのが一般的ですが、台湾では面接時に企業側が会社や仕事内容について詳しく説明してくれます

そのため、面接を通して本当に自分の希望やスキルと合っているかを再確認できます。


台湾就活に中国語は必要?


勿論、できたほうがいい

中国語ができる方が、仕事探しの幅は格段に広がります。

英語も同様で、やはり語学力がある方が仕事は探しやすいです。

多くの台湾の会社は社内で中国語 or 英語でコミュニケーションを取っています。そういった会社では、日本語だけでは厳しいです。


どのぐらいのレベルがあればいい?

レベルは高いほどよいですが、個人的な感覚としては、HSK5級程度のレベルがあれば、台湾企業の内定も狙えるのかなと感じました。

私の中国語レベルはHSK5〜6級程度ですが、台湾企業1社から内定を貰うことができました。従業員はほぼ全員台湾人で公用語も中国語ですが、内定をもらうことができたので、ある程度中国語でコミュニケーションが取れると評価してもらったのかなと思います。

実際、面接時は面接官の言っていることが6〜8割程度理解できて、自分の意見を拙いながらも伝えることができました。

そのためHSK5級レベル程度の中国語で、しっかりと面接対策をすれば、台湾企業の内定も狙えるのかなと思います。

とはいえ、ネイティブスピードを聞き取ったり、専門的な内容の質問に答えたりするのは、HSK5級レベルでは難しいと感じる場面も多々ありました。

そのため、語学スキルを磨くのはやはり大切だと感じました。


中国語ができなくても、一応仕事はある

中国語ができる方が仕事探しの幅は広がりますが、日本語だけでもOKな仕事もあります。

台湾には日系企業が沢山あるので、そういった会社では中国語ができなくても問題ない場合もあります。

また日本語教師や日本人向け営業職といった、日本語能力が価値になる仕事もあるので、そういった仕事であれば、中国語不問である場合が多いです。

なので、中国語ができないからといって台湾での就職を諦める必要はないです。


台湾就活で内定を得るために大切なこと

私が感じた、台湾就活で内定を得るために大切なことは、以下5点です。

  • 104の履歴書をしっかり書く、定期的に更新する
  • エージェントを積極的に活用する
  • 英語 or 中国語の勉強をしておく
  • 専門スキルも磨いておく
  • ビザに関して、企業としっかり確認しておく

1つずつ、簡単に解説していきます。


104の履歴書をしっかりと書く、定期的に更新する

104は、台湾人が職を探す際に必ず使用すると言ってもいい程有名な就活サイトです。

日本でいうマイナビやリクナビのようなサイトで多くの求人が掲載されており、サイト経由で求人に応募することができます。

この104経由で仕事に応募するのですが、自分の履歴書を見て会社側から連絡がくることもあります。

そのため、履歴書をしっかりと書いて企業にアピールすることが大切です。

私自身、履歴書を見て連絡をくれて面接をし、内定までいった企業もありました。

履歴書をしっかり書いていれば、多くの企業が連絡をしてくれます。

さらに、104の履歴書は定期的に更新するとよいです。

内容を書き直す必要はなく、更新だけして履歴書登録日を最新の状態にしておくのです。新しい状態の方が、企業に見てもらえる確率が上がります。

104の履歴書の書き方については、これらの記事が参考になります。


エージェントを積極的に活用する

エージェント経由で応募した会社は、面接まで進める確率が高いです。

私自身、2社エージェント経由で応募しましたが、2社とも面接の機会を貰うことができました。

また、エージェントにお願いすれば、自分の希望に合った仕事を探してくれるので、労力的にもありがたいです。

以下が、主な日系エージェントです。

全て活用する必要はないですが、2社程度登録しておくとよいです。


英語、中国語の勉強をしておく

先ほども述べましたが、英語・中国語はできた方が、仕事探しの幅が広がります

仕事内容は魅力的だが言語力の問題で挑戦できないというのは、勿体無いです。

語学の勉強は時間が掛かるのですぐにペラペラになるわけではないですが、できるだけ早く始めて少しずつレベルを上げておくことが大切です。

今の時代、教材も勉強方法に関する情報も豊富で、オンラインで英会話や中国語会話の練習もできます。

台湾就職を目指す方は、できるだけ早く勉強を始めることをオススメします。


専門スキルも磨いておく

台湾就活では、業務に関連した専門スキルが重要視されます

自分が就きたい職種が既に決まっている方は、そのためのスキルを向上させておきましょう。

言語力に少し問題があっても、専門スキルでカバーできる場合もあります。


ビザに関して、企業としっかり確認しておく

日本人が台湾で働くとなると、ビザ問題がネックになることもあります

会社側としては、ビザ発給は手間とお金が掛かるので、できれば避けたいのです。また、労働ビザ発給には色々な条件があるのですが、それに関する知識が少ない会社もあります。

そのためビザが必要な方は、できるだけ早い段階で会社側と確認をしておきましょう。

採用の連絡を貰ったけど、後になってビザの問題でやはり無理になったというケースもあるようです。

これでは時間も勿体無いので、履歴書を送るタイミングで労働ビザが必要なことをしっかりと伝えておくことが大切です


さいごに

本記事では、台湾就活の面接の特徴や中国語が必要か、などについて解説しました。

台湾就活での面接は、日本と結構違います。

今後台湾での仕事に興味のある方は、その違いを理解して、少しずつ準備を進めておきましょう。

104の履歴書を作成したり、中国語の勉強をしたり、専門スキルを向上させたりと、やるべきことは沢山あります。

少しずつ、準備を進めていきましょう。

皆さんが台湾で仕事を見つけられることを祈っています。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

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