こんにちは!トッピーです。
台湾へ語学留学に来ています。
台湾に来る際、荷物を全てスーツケースに入れて持ってくることができなかったので、事前に郵便局で送りました。郵便局には「国際郵便」と呼ばれるサービスがあり、これを利用することで海外へ荷物を送ることができます。
本記事では、国際郵便を用いて日本から台湾へ荷物を送る方法を紹介します。
また私が実際に送った際、到着までにどのぐらいの時間を要したか解説します。
※書類ではなく段ボールに物品を詰めて送る場合の方法です。
国際郵便で2kg以上の荷物を送る方法には、大きく以下の3種類あります。
発送方法 | 特徴 |
---|---|
EMS(国際スピード郵便) | 国際郵便の中で最速。2~4日程度で届くが、料金は最も高い。 |
国際小包航空便 | 1週間程度で届く。EMSより安い。 |
国際小包船便 | 1ヶ月前後かかるが、料金は最安。 |
2kg未満の荷物を送る場合は、国際eパケットや小型包装物、国際eパケットライトと呼ばれる方法もあります。詳しくはこちらを参照。
本記事では、2kg以上の荷物を送る場合を想定して解説していきます。
荷物の重量制限や形状は、EMS、国際小包どちらも同様のルールが適用されています。
そのため、値段や所用日数から最適な方法を選択しましょう。
参考までに、東京から3kg〜10kgの荷物を各方法で送る場合の料金は以下の通りです。(2022/08/16調べ)
重量 | EMS(円) | 航空便(円) | 船便(円) |
---|---|---|---|
3.0kg | 4400 | 3459 | 2600 |
4.0kg | 5400 | 4150 | 3000 |
5.0kg | 6400 | 4850 | 3400 |
6.0kg | 7400 | 5550 | 3800 |
7.0kg | 8200 | 6250 | 4200 |
8.0kg | 9000 | 6950 | 4600 |
9.0kg | 9800 | 7650 | 5000 |
10.0kg | 10600 | 8350 | 5400 |
詳しくは、こちらのサイトで料金計算をしてください。
国際郵便では、国によって送れないものがあるので、事前にこちらで確認しましょう。
私は以前ここをしっかりと確認しておらずカップラーメンを送ろうとして、郵便局でダメだと言われたことがあります。台湾は肉類が禁止なので、カップ麺に肉が入っていたら送れないのです。
事前に確認しないと、荷物を詰め直したり再度送り状を作成したりと面倒なことになります。
国際郵便サービスを用いて送り状を作成します。
これは郵便局でスタッフの方が作成してくれるものではなく、自分で事前に作成する必要があります。私は以前これを知らずに荷物だけ持っていき、郵便局で数十分かけて自分のスマホを用いて送り状を作成することになりました。
手順を解説してきます。
国際郵便マイページに登録していない方は、まずは登録が必要です。こちらのサイトに飛んで会員登録をしましょう。
会員登録できたら、実際に送り状を作成していきます。マイページへログインして、「送り状作成」をクリック。
まずは、ご依頼主を設定します。発送元(自分)の情報を入力します。
今後も国際郵便を用いる場合は、「ご依頼主住所を追加」で情報を登録しておきましょう。次回から入力の手間が省けます。登録情報があると以下のようにアドレス帳から選択可能になるので、所望の依頼主を選択して次へ進みます。今回限りの場合は、「ご依頼主の入力」から情報を入力して次に進めばよいです。
次に、お届け先の情報を入力していきます。
先ほど同様、「お届け先住所を追加」から届け先の情報を登録しておくと次回から便利です。漢字(繁体字)入力で大丈夫です。郵便番号がわからない場合は、こちらで調べましょう。
次に、内容品登録を行います。
まず、送り方を選択します。国際小包の場合、さらに航空便か船便かを選択します。
内容品情報を英語で記入していきます。内容品名、単価、個数の情報は必須で必要です。それ以外は入力しなくても送れました。
内容品を全て登録できたら内容品種別から贈物を選択し、危険物についてのご確認にチェックを入れて次へ進みます。
次に、発送情報を登録していきます。必須項目だけ入力すればOKです。
税関告知書・インボイスに関して、インボイス印刷指定は、「規定枚数印刷する」を選択、有償/無償は販売品(売買が生じる)場合は「有償」、その他贈り物等の場合は「無償」を選択します。
配送ステータスメールに関しても、自分の希望の通り設定しましょう。荷物の状態に関して逐一情報が欲しければ全てチェックしておきましょう。
次へ進んで情報に誤りがないか確認したら、「送り状の登録」をクリックします。
最後に送り状を印刷すれば、OKです。
送り状の準備ができたら、後は荷物を段ボールに詰めて送り状と一緒に郵便局へ持っていきましょう。
なお集荷サービスも活用可能ですが、その場合専用パウチという送り状をダンボールに貼り付けるために必要な袋を、自分で準備する必要があります。事前に郵便局へ行って貰っておきましょう。
郵便局へ荷物を持ち込む場合はその場でスタッフさんが用意してくれます。
私は2度、国際郵便を用いて荷物を台湾へ送りました。
国際小包の船便と航空便で、それぞれ実際に要した時間は以下の通りです。
発送方法 | 送った時期 | 要した時間 |
---|---|---|
国際小包航空便 | 2021/12 | 14日 |
国際小包船便 | 2022/03 | 28日 |
航空便が元々予想していた時間プラス1週間程度要しています。これは、コロナで便が減っていることが理由のようです。
コロナが続いている現状では、航空便は予定よりも少し長めに時間がかかると考えておくとよいと思います。
本記事では、国際郵便サービスを用いて日本から台湾へ荷物を送る方法を紹介しました。
台湾に長期滞在する方は、スーツケースだけでは不十分となる場合が多いでしょう。そんなときはこの国際郵便サービスを用いて、必要な荷物を送るとよいです。
手続き自体はそんなに難しくないので、本記事を参考に手続きを進めてみてください。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。