こんにちは!トッピーです。
2022年春から半年間、台湾の語学学校で中国語を学習しました。
語学留学に関して、以下のようなネガティブな意見がよく上がります。
- キャリアに直結しない場合が多い
- 語学は日本でも学べる
私自身昔はこのようなことを思っており、「大金を払って語学留学に行ってもな。。」と正直あまり前向きな気持ちではなかったです。
そんな私が実際に半年間台湾で語学留学を経験して気づいたこと、成長などを解説します。
台湾留学予定の方の参考になれば幸いです。
私が語学留学をした理由は、台湾人彼女のためです。彼女が台湾在住なので、将来は台湾で彼女と暮らすという計画がありました。
元々はワーホリで台湾へ渡航し、そのまま仕事を見つけて台湾へ住む予定でした。
しかし当時、各国がコロナ対策を厳しく行なっており、台湾も基本的に外国人の入境を禁止していました。
台湾へ行きたくても行けない状態が1年近く続いた後、語学留学者の入境が許可されたのです。
元々はワーホリ希望でしたが、早く台湾へ行きたいという思いが強かったので、語学留学を利用して台湾渡航を決めました。
そのため語学留学は、彼女に会うため・台湾移住の準備をするために利用する手段であって、語学留学自体のモチベーションがとても強かったわけではないのです。
正直、「語学は日本でも勉強できるし、沢山のお金を払って海外で語学を勉強する価値ってあるの?」と思っていました。
そんな私が半年間、台湾の語学留学に通って得られた成長や気づきを次に紹介していきます。
結論、語学留学をしてよかったと思っています。
とても刺激的で濃い半年間で、自分の人生の中で上位に入るほどの印象的な経験でした。
具体的な気づきや私の成長は、以下の通りです。
- 中国語力向上
- 各国の学生との交流が楽しい
- 価値観や視野が広がる
- 自信がつく
1つずつ、解説していきます。
まずはなんと言っても語学です。
やはり現地の学校で学ぶと、成長速度が格段に速いなと感じました。
中国語オンリーで平日毎日3時間授業を受け、家で予習復習などの自主学習を行い、さらに普段の生活の中でも常に中国語を使っていたので、着実に力が着いていきました。
私は留学前の時点でHSK5級を持っていましたが、それでも留学当初は以下のような状態でした。
- 先生の言っていることが半分以上理解できない。
- 自分の言いたいことがなかなか出てこない。
- 買い物やレストランでも店員さんとスムーズに会話できない。
正直思っていた以上にできなくて、最初は少し凹みました。それでも毎日懸命に学習することで少しずつ力がついていき、半年後には以下のような状態になりました。
- 先生の言っていることは9割以上理解できる。
- 買い物や注文は問題なし。
- 台湾企業から内定を貰えた(中国語面接も突破できた)
自分の予想していた以上に中国語力が伸び、これだけでも留学してよかったなと感じました。
留学前から勉強していましたが、この半年間の成長率は日本で勉強していては得られなかったと思います。
勉強時間自体が伸びたというのもありますが、「中国語ができないと生活ができない」という危機感や、「高い学費を払ったからにはやらないと」という使命感が、学習熱を高めてくれました。
語学学校には各国から来たクラスメイトがいます。
彼らとの交流は、留学生活を充実したものにする重要な要素です。
私のクラスにもアジア、欧米各国から留学生が来ており、授業中にお喋りしたり授業後に食事や買い物に行ったりと、彼らとの交流はとても刺激的で楽しかったです。
そしてその留学生たちと中国語で話す機会が沢山あれば、中国語向上にも繋がります。
留学終了後は帰国したり他の国へ行ったりする人もいましたが、将来また遊ぼうと約束をして連絡を取り続けています。実現するかわかりませんが(笑)。
このような、日本でなかなか出会えないような人たちとの繋がりも、大きな価値だと思います。
先ほど述べたように、留学中は様々な国籍の人と交流できます。
多様なバックグラウンドを持っており、人生の選択肢というのは本当に様々なのだと再認識できます。
例えば、
- 40代で仕事を辞めて台湾に来て、語学学校終了後は台湾の大学院に行く人
- 仕事を辞めて台湾人彼女のためにイギリスから来て、そのまま台湾で仕事を探す人
- 語学の勉強が好きで色々な国で言語を学び、何か国語も喋れる人
日本の、「大学を卒業したら就職して、そこでずっと働かなければいけない」といった、「こう生きなければいけない」みたいな考え方は無く、「自分が本当にやりたいことをやりたい時にやる」という考え方を持っている人が多いなと感じました。
自分とは違った様々な生き方の人と出会ったことにより視野や価値観が広がりました。
周りに流されないで、自分にとって本当に大切なものは何かと考えそれを第一に生きようと、改めて思うようになりました。
私は半年間の語学留学を経て、自分に自信をつけることができました。
留学中は日本語が通じない環境で、あらゆることを1人で解決していかなければいけません。
私は留学に来た当初、買い物ですら怯えていました。
しかし少しずつできることが増えてきて、自分一人で家を探したり携帯を契約したりすることもできました。時にはトラブルに見舞われて大変な場面もありましたが、それらも自分1人で解決することができました。
このようにできることが増えていき、成長を実感でき、自信に繋がっていきました。
台湾生活では語学力もそうですが、それ以外にも積極性や社交性も磨かれたと感じています。
このようなあらゆるスキルの向上も、自分の自信に繋がっています。
自信は、挑戦や行動に繋がると感じています。
海外留学生活を乗り切ったという自信が、今後の人生に良い影響を与えてくれるでしょう。
語学留学を実りあるものにするために、気をつけるべきこともあります。
私が感じた大切なことは以下7点
- 留学先のリサーチを入念に
- できれば事前にある程度中国語を勉強していく
- 留学の目標を明確にする
- 学校の授業だけに頼っていてはダメ
- 授業中は積極性を持つ
- クラスメイトとの交流も積極的に
- 遊びやバイトのやりすぎに注意
詳しくはこちらの記事で解説しています。ぜひ一読ください。
台湾語学留学で後悔・失敗しないために大切なこと!本記事では、語学留学に意味がないのか?という疑問に対し、自分が実際に経験して感じたことを紹介しました。
結論、語学留学をしてよかったと思っています。
とても刺激的で濃い半年間で、例え今後のキャリアで中国語を活かせなかったとしても、この経験は今後の人生に生きると信じています。
現在、語学留学に行こうか迷っている方はぜひ挑戦してみることをおすすめします。
とても刺激的で自分を成長させてくれる経験ができるはずです。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。