台湾で暮らした場合の電気代や水道代ってどのぐらい?
本記事ではこんな疑問に答えます。
台湾で暮らした場合に電気代・水道代がどのぐらい必要か解説していきます。
私は実際に台北で半年間一人暮らしをした経験があるので、その時に必要だった電気代・水道代についても紹介します。
台北で暮らす予定の方は、ぜひ参考にしてください。
※当時の私は台北市内のアパート(8畳程度1ルーム)に一人暮らしで、その経験を基に記事を作成しています。戸建てやマンションだと違うかもしれないので、ご注意ください。
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私の暮らしはこんな感じでした。
- 台北のアパート8畳1ルームに男一人暮らし
- 電気の使用時間帯は主に平日夜と土日
- 電気の使用用途はクーラー、部屋の明かり、電気給湯機、電子機器充電、PCモニター、Wifi、換気扇など
- 料理はしない
2022年5月〜8月の各月電気代は以下の通りです。(1円=4.6元で計算)
期間 | 1kW(度)あたりの料金 | 合計料金(元) | 合計料金(円) |
---|---|---|---|
4/21-5/20 | 5元 | 515元 | 2368円 |
5/21-6/20 | 6元 | 684元 | 3146円 |
6/21-7/20 | 6元 | 888元 | 3716円 |
7/21-8/20 | 6元 | 966元 | 4443円 |
8/21-9/20 | 6元 | 752元 | 3459円 |
9/21-10/20 | 5元 | 670元 | 3082円 |
高い月で4500円、安い月だと2400円程度でした。
アパートの場合、1kw(度)あたりの料金×使用量で月々の電気代が決まる場合が多いです。
私が住んでいたアパートの1kw(度)あたりの料金は、以下の通りでした。
- 6月〜9月:6元/kW(度)(夏料金)
- それ以外の月:5元/kW(度)
アパートの場合大家さんが居住者の電気代を徴収して、まとめて電力会社へ支払うことが多いです。そのため、基本的には大家さんが電気料金を設定します。
賃貸物件サイト「591」などで部屋を探していると、5元/kWの物件を見かけることが多いのではないでしょうか?5元/kWは高いのか?個人的には、
- 3元/kW:かなり良心的、でも希少
- 4元/kW:まあまあ安いなと感じる
- 5元/kW:許容範囲、多くのアパートがこの料金なのでまあ仕方ないかなという感じ
- 6元/kW:高い
- 7元/kW:高すぎ、ぼったくりかよ
という感覚です。
家を探すときはこんな感覚で電気料金を見ています。
家探しは家賃や部屋のクオリティ等が重要ですが、電気料金もしっかりと考慮しましょう。家賃はAの方が安いけど、電気代を考慮するとBの方が安いなというケースは多々あります。部屋探しは各要素をトータルで見て判断しましょう。
台湾の電力は基本的に全て「台灣電力公司」から供給されており、この会社によって電気代も規定されています。「台灣電力公司」で設定されている電気料金は以下の通り。(2022年9月時点)
使用量 | 夏(6/1-9/30) | 夏以外 |
---|---|---|
120kW以下 | 1.63元/kW | 1.63元/kW |
121〜330kW | 2.38元/kW | 2.10元/kW |
331〜500kW | 3.52元/kW | 2.89元/kW |
501〜700kW | 4.80元/kW | 3.94元/kW |
701〜1000kW | 5.66元/kW | 4.60元/kW |
1001kW以上 | 6.99元/kW | 5.48元/kW |
本来、電力会社へはこの表を基に計算した料金を支払えばよいのです。ただ多くの場合、大家さんが設定した電気料金で計算して支払うため、5元/kWや6kw/Wとして多めに徴収するのです。
どのぐらい多く払っているのか、試しに計算してみましょう。私の7/21-8/20の使用量で比較してみましょう。この月は、合計161kW使用しています。
料金(元) | 料金(円) | |
電力会社規定料金の場合 | 293元 | 1347円 |
5元/kWの場合 | 805元 | 3703円 |
かなり多めに払う必要があることがわかります。私の場合、実際は6元/kWなので、さらに多めに払っているのですが。。
とはいえ、そこに対して怒っても仕方がないですし、完璧な条件の物件を探すのは難しいので、ある程度は受け入れる必要があります。私自身5元/kWならまあいいか、という感覚です。
ちなみになぜ多めに徴収しているかというと、家賃を安くして電気代でそれを補うためです。家賃を安く設定していると、その物件に目を留める人が多くなりますからね。
台湾でアパートを借りる場合には、水道代は家賃に含まれている場合が多いです。賃貸物件サイト「591」でも水道代が家賃に含まれている物件をよくみます。私のアパートでもそうでした。
別料金だとしても、月100〜200元程度の物件が多く、水道代はかなり安く抑えられます。
本記事では台湾の電気代・水道代について解説しました。
電気代は物件によってばらばらですが、5元/kWの物件が多く、男一人暮らしの場合多い月で5000円程度、少ない月で2000円程度になるかなと思います。
水道代は家賃に含まれている場合が多いです。
これから台湾生活を送る予定の方はぜひ参考にしてください。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。